小学校の低学年から数年間悩まされた怖い漫画。
だけどこの絵じゃない。↓
これは旧作で、1966年 貸本漫画から少年・少女誌へ活動の場を移した時期なんだとか。

これには旧作が収録されています↓
怖かったのはこっち。↓
1973年版 楳図ホラーの完成期で、『神の左手悪魔の右手』に近い画風。
隙間から撮影しました!



1973年版はこの中に収録されていましたよ↑
物語
田舎のある夫婦が女の子を養子にもらった。名前はおみつ。
大切に育てていたが、ある時病に倒れ、遺言を残して亡くなってしまった。
「私が死んだら庭に墓を作ってほしい。自分の部屋をガラス張りにして外からよく見えるようにし、自分と一緒にマッチと蝋燭を埋めて」と。夫婦はそれをかなえる。
悲しみに暮れる両親だったが月日が過ぎた。親戚の助言もあり、再び女の子…比奈子を養子として受け入れ、おみつ同様、大切に育てていた。
けれど、おみつの部屋を使っていた比奈子に異変が起きる。
夜ごと蝋燭に火をつけたおみつが現れ、ガラス戸を通り抜けて比奈子に「出て行かないと命は無い」と言う。部屋で見守る両親も深夜になると不思議と眠りこけてしまう。
蝋燭を使い切ったのか、そのうちおみつは現れなくなった。
一家は東京に引っ越すことにした。
比奈子はテニス部に入り元気に過ごすようになるが、石碑が倒れてきたり、一緒に乗っていたバイクのブレーキが壊れて友人の姉が亡くなったり、おかしな現象が現れはじめ、家にこもるようになった。
母親は呪いを返そうとあることを考えた…。
◇◇
怖い物好きには欠かせない「楳図かずお」先生。
小学生時代、怖いもの好きの女子たちの間では怖い漫画の貸し借りが横行?した。
とはいえ、そんなに読んでないけど。
私の家では漫画は買ってはいけなかったし。
いろいろあった。
・友人と帰宅途中、バス停で事故にあって、二人のうち一人が亡くなった。道のちょっと前に並んでいたか少し後ろだったかで生死を分けたが、その亡くなった少女が生き残った少女に幽霊となって現れるようになった。
・泥の地獄温泉に突き落とされる
・口裂け女(ありきたりですが顔の異常は鉄板)
・いじめ、カースト
・ちょっとしたあの一言が…?
そんな中の一冊。
小1か2年の時に読んで、それからが毎晩毎晩、怖い。
田舎だったから自分一人の部屋の大きな窓の外が気になって、豆電球つけても怖かった。消したら消したで、満月がカーテン越しにも光って見えて、
(何?あの光…月か…)まるで誰かに覗かれているように怖かった。
「私は悪い子ではありません…嘘はつきません。言うことをちゃんと聞きます。正直です…」繰り返す。
怖い心霊漫画は子供の心を素直にするかも。
その後に流行ったスプラッター系少女漫画はまた別なんだよね。
