前回に引き続き、心のかさぶたの理由を探して。
テレビ朝日の土曜ワイド劇場の江戸川乱歩シリーズ・死刑台の美女。
…の、昼過ぎの再放送。観たのは小学校低学年。
ちなみに、当時はトラウマ級だったが、今となっては面白い思い出、最近の規制しすぎはあまり好きではない。
Amazonで探して再び観たのは数年前。
差出不明の脅迫状に悩まされている川手氏は、法医学の権威、宗像隆一郎博士に捜査の依頼をする。宗像氏は明智と付き合いがあり、この時は明智の留守中を預かる身でいた。川手氏の関係者が次々と殺されていき、出し抜かれてばかり。犯人が一枚上手らしい。現場から次々と見つかる指紋は独特の三重渦状紋であった。
帰宅した明智小五郎は残酷にも犯人に迫っていく。
観る予定の人は以下はネタバレ注意。
終盤が恐ろしい。
かたせ梨乃演じる女性が下着姿で仰向けに括り付けられ、上には振り子のように動くイカリ型の巨大な刃物。
犯人が仕掛けを動かせば、振り子は徐々に下がり、下着がはじけ飛んで…
というところで思わず当時、テレビに走って行ってブチっと消した!
多羅尾伴内を見たとき以上に病みはひどくて、一週間くらい母親の布団に転がり込み、寝付けず、テレビのシーンが何度も繰り返される悪夢にさいなまれた。
消したにもかかわらず、この状況。
その時以来、あらゆる、”逃げなきゃヤバい状況”、の基準ができたみたい。
「こりゃダメだ」となったら、絶対近寄らない。ためらわずに諦めて飛び出して逃げる、消す、止める事を覚えた。
それはその後の人生に結構活かされてた気がする(笑)いろんな意味で「危険感受性」がだいぶ育ってるのかも。
他には、不気味な三重渦状紋じゃないかよく確かめた。指紋の存在を知ったというか。よく人に指紋を見せてもらい、確認する癖ができた。結果、あの変な三重渦状紋はほぼ無いと知った。。
もう一つは、信頼を置いていた人物が裏切者、という可能性を知ってしまった事。
これは自分の中にもう一人の自分を作っちゃったかもね。
それから、今も人気のソウシリーズ。昨日(2024.10.19)から「ソウX」も公開されてる。ジグソウも真っ青な死の振り子は、「ソウ5」にそっくりの仕掛けが出てくる。
なんだかんだ言って、映画のトラウマも乗り越えてみるとこんな事だから面白い、と思えてくる。
追記:
中学生になった頃、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを図書館で何冊も読んだ。そんな人も多いでしょう?記憶の映画の原作を探していたら、「悪魔の紋章」を見つけた。少年探偵団は児童向けに書き下ろされたシリーズだけど、その中でも異色で残酷なので気をつけるように、らしい事を冒頭で説明してた。
ちなみにあの刃物は、大きな振り子に刃物が取り付けてあった、というような記載だったと思う。

