不倫の末に子どもを身ごもった作家・柳美里が、かつての恋人であり恩師でもある劇作家・東由多加を訪ねる。ところが再会した東は末期癌に侵され、余命わずかという状況だった。
連載を抱えながら、彼の協力を得て出産と看病を同時に進める日々。
生まれてくる命と死にゆく命が交錯する中で、東は血のつながらない子を受け入れ、どんなに苦しい治療もいとわず「生きること」に執着した。
理屈ではなく、二人が同じ方向を見て生き抜こうとした姿勢に、私はとても心を動かされた。
この「命」(映画、本)は、私にとってとても大切なもの。
もともと私は子どもを育てることに自信がなかった。
結婚前から、旦那と子どもの話になるたびに不安定になってしまい、育児なんて無謀だと思っていた。
結婚後しばらくは共働きをしていたけれど、ある時からなんだかつまらなく感じ始めた頃に妊娠が分かり、その時は素直に嬉しく、未知の生活に興味も出てきていた。
妊娠初期は楽しみに過ごしていたものの、お腹の中で胎動を感じる頃にこの本に出会い、取りつかれたように読んだ。
それと同時に再び大きな不安に襲われた。
今までの自分の育ちを振り返り、これから子育てをどうすればいいのか分からず、思い描いていたものが一度崩れていくような感覚だった。
映画も旦那と二人で出かけた。
観終わった時、私の中に今までとは違う感覚が芽生え、母や自分自身とは別の方向へ育てていける気がした。
そして、お腹の子どもは徐々に祝福された存在に思えるようになった。ほんのわずかにだったけど。
文章で書くとほんの一瞬に見える。
実際はそんなに単純でも短期間でもない。これと出会ってからの20数年間、一度も見返すことなく、だけど『命』との出会いが私の心にずっとあり、これに励まされて今までやってこれた。
正規のDVDはもう無いんだろうか?Amazon Prime videoでも無いし。
早く買っておかないといけないな… ↓
主題歌は、安室奈美恵の力強く聡明な歌い方が好きで、iPodに入れてずっと聞いていた。
Wishing on the same star
本当にいい曲。
「Wishing on the same star」は、少し前までグーグルミュージックでお気に入りリストに入れてたまに聞いていた。それで今探したら、公開されなくなったみたい。ライブ曲ならあるけど…
ぜひ復活してほしい。CD買っておけばよかったかな……残念。




