ダブル布団は、体力があるうちの話だった

若い頃は、当たり前だと思っていた暮らし方も、

年齢が上がるにつれて、じわじわ負担になってくることがあるんだな、と思う。

 

新婚の頃、義理の両親もダブル布団で寝ていて、それを勧められた。

一緒に寝ることで不和があっても和解しやすいとか、体調の変化に気づけるとか、そういう理由を聞いて、なるほどと思った記憶がある。

 

もちろん、いびきや寝相、就寝時間の違いで眠れないこともあるけれど、

それでも当時は「一緒に寝る方が自然」くらいに思っていた。

 

けれど、ここ数年になって分かった。

ダブル布団の一番の不便さは、

使っている最中ではなく、手入れのときに分かるようになった。

 

うちはベッドではなく、床にすのこを敷いて、その上に三つ折りのダブルマットを置いて使っている。毎朝たたんで壁に立てかけるのだけど、これはもう旦那に頼んでいる。

重いし、手が滑るし、力自慢のつもりでも一苦労だ。

 

本当はベランダに干したい。でもダブルの三つ折りマットは、とにかく重い。布団乾燥機も使うけれど、

どう考えても全体に熱が行き渡っているとは思えない。

 

掛け布団も当然ダブルになる。シーツの着脱が面倒で、洗って干すのもひと仕事。

今さらながら、布団を分けようか、と話すこともある。でも、ダブルを前提に部屋の配置をしてしまったし、シングルを二枚敷くスペースもない。そもそもベッドを置けるほど広い家でもない。

 

問題は、気軽に洗濯や布団干しができないことだ。若い頃は気にならなかった「重さ」や「大きさ」が、今はそのまま負担になる。

 

仲がいいとか、効率がいいとか、そういう理由で選んだものが、年を取ると「続けられるかどうか」に変わってくる。

ダブル布団は、体力があるうちの話だったのだと思う。

 

どこかでそろそろ、生活スタイルを思い切って変えてもいいのかな。

そんなことを、二人で話し合ってみてもいいな、と思った。

 

 

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